「戀愛」を前提としたコミュニケーションになじめず日々暮らしている咲子(岸井ゆきの)。ある日、會社の後輩が企畫した「戀する〇〇」キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた際、店員の高橋(高橋一生)から「戀しない人間もいる」と言われ、ハッとする。咲子は結婚を急かす母親のいる居づらい実家を出て親友とのルームシェアを計畫するが、その親友が元カレとヨリを戻したことでドタキャン。心が折れそうになった咲子は、ネットで「アロマンティック・アセクシュアル」という言葉と出會い…。